himaxog
 私は、国民がダイアナに抱いた感情と愛情、彼女がどのような存在だったかを表現してあげなければならないと思った。午前10時半、私は自宅近くの教会の前で国民に向けて語りかけた。
 「彼女は国民のプリンセスでした。そしてこれからもそうあり続けるでしょう」
 この表現を大げさに感じるかもしれないが、当時はそれが自然だった。人々が彼女を愛したのは王妃だったからだけではなく、人生の有為転変にもてあそばれ、傷つけられた経験があるからだ。だからこそ、彼女は人々の傷をいやすことができたのだ。