現在、バーゼル委員会や金融安定理事会(FSB)は、G-SIFIs(Global Systematically Important Financial Institutions)として、20〜30ほどの金融機関を選定して、さらに厳しい自己資本規制等を課すことを決めている。日本からも、みずほ、三井住友、三菱UFJのメガバンクがG-SIFIsに選ばれている。大きな金融機関は”Too big to fail”で、潰れそうになれば政府に救済されるという、暗黙の政府保証があったわけだが、これから暗黙でも何でもなく明示的に潰されない銀行が監督当局に指定されたわけである。これは社会主義の発想であろう。